工芸の部

作品サイズ表記:W(横)×D(奥行)×H(高さ)(単位㎝)

芸の部 内閣総理大臣賞

木目込科 「春栄雛」(W50×D35×H35)

 衣装は、自分で織った佐賀錦を使用。小さな人形のため、柄を小さくし、十二単衣の重ねに神経を使いました。この度は栄誉ある賞をいただき、ありがとうございました。

 

作家コメント

講評

自身で織った佐賀錦の十二単衣や小物など 細部にわたってこだわり、丁寧な仕上げが作品のクオリティを上げています。優しさに溢れた人形の表情は、見る人を引き付ける魅力のある作品となっています。

 

 

工芸の部 文部科学大臣賞

七宝科 「風」(W80×D6×H40)

 

作家コメント

七宝絵の具を振りかけ、筆でラインを書き指で押さえ立体感を出しました。銅板を薄くした為、何度も焼成出来ず、色の厳選に悩みました。銅線で風の流れを表現しました。

講評

七宝絵の具のカラフルな色合いが印象的な作品。さらに線の表情を加えて複雑に吹く風のイメージを軽やかに伝えています。面と線の対比を技術力や工夫によって、上手く調和させています。

 

工芸の部 東京都知事賞 *2025年(59回)は工芸の部より選出

七宝科 「観自在」(W123×D6×H37)

 

作家コメント

地図のような絵を描きたく、俯瞰した視点で制作しました。脆弱化する人間とは裏腹に、AIと共に更新され堅牢に変貌していく都市がテーマです。額も自作いたしました。

講評

作者の社会に対する観点と、興味を向けてきたものを形にするために磨かれた技術力を感じます。額装まで作り込むことで作品を見せることへのこだわりが伝わってきました。

読売新聞社賞

工芸の部

羊毛フェルト科「連雀」(W75×D23×H40)

よみうりカルチャー賞

工芸の部

シャドウボックス科「朝の散歩」(W105×D10×H80)


会長賞

工芸の部

佐賀錦科「春らんまん」(W30×D23×H30)

協会賞

工芸の部

グラスリッツェン科「花繚風舞」(W40×D50×H50